hitoritabitanの日記

30代独身女の旅の記録 車ありません

11月の根室釧路日記④

f:id:hitoritabitan:20211121171303j:imageツアーは13時からはじまり16時に終了。こんなに長い時間、少人数で、この値段は破格(おまけに支払いも最初忘れられていた笑)。本当にありがたい。

 

ホテルに戻り、お風呂に入る。湿原は大変寒い。大浴場があってよかった。

 

着替えて先ほどのマスターのお店へ。f:id:hitoritabitan:20211121165244j:image
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次々と出てくる美味しい料理。海鮮バラちらし、ザンギ二種類、たち 真鱈の白子 ポン酢、串焼きたくさん、、あとは覚えていない、、お店の飲み物がなんでも飲めて2000円でいいと。申し訳なるくらいのおもてなしの数々。常連さんばかりで、2月にみんなで大阪で集まろうとなった。ぜひお待ちしています!

 

結局その2000円も前回もご一緒した常連夫婦が払ってくれ、おまけに二次会にも連れて行ってくれた。

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さんまんまおいしいな。というかみんな優しすぎる。

 

翌朝は、早く目が覚めたので、急遽鮭番屋へ。

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これがすごい美味しかった。鮭ハラス、ししゃもオスメス、牡蠣、ウニいくら丼。ししゃもはオスがおいしいことがわかった。ウニも相当おいしかった。

 

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そして帰路へ。

釧路ほんとにいいところ!早くまた行きたい!

 

 

11月の根室釧路日記③

本日の宿は駅前のルートイン。なぜここにしたのかというと、①ステイクシロという3000円の補助がでるキャンペーンに参加している②大浴場がある から。6400円の宿泊がキャンペーンのおかげで3400円になった。ルートインは朝食もついている。安い。

 

本日のメインイベントは釧路湿原でのカヌー。前回釧路に来た時にふらっと入ったお店のマスターのお友達がガイドをしてくれるツアーがあるので参加することに。カヌーはお弁当がついて5000円。おまけにマスターがホテルから湿原まで車で送ってくれるとのこと。なんて優しいの。ほんと、道東の人はみんな優しいきがする。

 

道矢駅につき、今回のツアー参加者4人と合流。2組の夫婦でみんなお店の常連さん。みんなとってもいい人だった。

 

いよいよカヌーへ。とにかく綺麗。エゾジカ、タンチョウ、たくさん動物をみれた。最後の夕日の美しさは圧巻。一旦ゴールに到着したあと、もう一度シングルでカヌーを出し、プロのカメラマンの人がコンテストに応募する用の写真も撮ってもらった。

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もう、すべてがうつくしすぎる。

 

11月の根室釧路日記②

翌朝は7時に朝食。

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根室といえば秋刀魚。美味しかった。

 

支配人の車に乗り、根室駅へ。

ほんとよくしてもらい、帰りに北の勝をお土産にもらった。また絶対にいこう。

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絶景を見ながら、根室から釧路へ戻る。しかし車内が暑すぎた。日差しがモロ当たる。景色は見たいが眩しすぎるし、で板挟み。

途中、厚岸湖にえげつない数の白鳥がいた。越冬のため今の時期だけいるとか。いいものを見れた。

そして釧路に到着。

 

 

11月の根室釧路日記①

8月に引き続き2回目の釧路へ。今回は、プラス根室へも行き、とっても満足な旅となりました。

 

10時関空発のピーチで釧路空港へ。この日の最高気温は13度。かなりあったかい。あったかすぎる故に雨が降っている。釧路空港から釧路駅に向かい、花咲線根室へ。

花咲線ってほんと素晴らしい。日本一の路線だと私は思う。

 

花咲線は野生動物の宝庫だ。

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なんだかわかりずらい。エゾジカのカップルとその子供たちがのそのそと線路を横断していった。厚床あたりだったかな。

 

本日宿泊する照月旅館から 雨が降っているので駅まで向かいに行きます と電話が。なんて親切なんだろう。

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根室到着。感じの良い支配人が待ってくれていた。

宿まで5分ぐらいの道のり。

去年両親とおばあちゃんが泊まりにきたと伝えると、覚えていますとのこと。嬉しい。

 

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本日の宿、照月旅館。

お風呂とトイレは共同。なんとも歴史を感じる建物。古いんだけどすごく綺麗に清掃されていた。

根室で使える2000円分のクーポンをもらった。明日の朝早く出ることを伝えると、今から近くのお店に車で連れて行ってくれるとのこと。なんて優しいのだろう。リストの中から、近所の魚屋さんにした。翌日も車で駅まで送ってくれると。ありがたいなあ。

 

魚屋さん(名前忘れた)で、鮭とば、かねたのうにバター、サンマ缶などを買う。

 

宿に戻り、お風呂に入り、本日のメインイベントのご飯。

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これが圧巻でした。

食前酒は根室の地酒の北の勝。焼き魚はキンキ。花咲蟹の浜茹でも一杯まるまる。ウニの茶碗蒸し。セコガニの外子。おつくりはホッキ貝、ボタンエビ、ホタテ。エゾバフンウニ。鮭の氷頭を黄身マヨネーズとはんぺんでサラダ風に。ボタンエビとセコガニの内子をあえたやつ。北海しまえび。かずのこ。灯台つぶのうにあえ。カスベの煮付け。あともういっこなにかを肝とあえたやつ、あんこうだっけな。餅米入り舞茸ご飯に、あさりのお吸い物。デザートはパイナップル。すごい量だ。食べきれないかと思ったがなんとか完食。

これが本当に美味しかった。とくにエゾバフンは最近食べたウニの中で最も美味しい。あれこれ食べたが全然美味しいウニに出会えず、結局塩水ウニが一番なのかなんて考えていたがこれはほんとに美味しい。赤潮でかなり高騰してるらしいが、仕入れ値を大幅にアップさせて仕入れていると。

あとはキンキがほんとおいしかったな、、花咲蟹は味が濃くて美味しい。とにかくすべておいしい。

しかし、悲劇は舞茸ご飯を食べていた時におこる。脳天を刺すようなガリっという音がして、何かと思いきや、奥歯が割れた、、詰め物とひっついている歯が割れたのだった。酔っ払っていたからまあいいかとなったものの、旅行中どうしようかと焦った(結局あまり気にしなかったが、、)。

 

あまりの満腹に、すぐに寝ることに。

ほんと美味しかったなあ。

 

11月の網走知床日記⑥

網走に到着。とにかく寒い。駅弁のカニ飯を買いたかったのだがお店は既に閉まっていた。そして荷物が重い(前日にホテルで飲もうとしていたアルコールの缶瓶がそのままバッグに入っていたから、、)ので、早くホテルに向かう。ドーミーイン網走。昨日とえらい違いだが、なかなか快適。お風呂に入り、夜ご飯へ。

しかし日曜の網走の夜は何もない。目当ての釣りキンキも食べられそうにない。結局ホテル近くの網走ビール館へ。

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網走のクラフトビールと焼肉が食べられる店のよう。

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まずは流氷ドラフト。綺麗な水色。発泡酒らしい。

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知床牛。網走牛は品切れだった。これで1800円。美味しいけど結構油系だったから一切れでいい。

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北海道関係ないけどニンニクホイル焼き。おいしいよね、、ズボンに油をこぼして一瞬テンションが下がるが気にしない。

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網走産鶏モモ。これがかなり美味しかった。柚子胡椒をつけた。これは家でもやろっと。

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肉に合う網走ビールと、この後網走ドラフト?と、知床だか網走だかのジャガイモ焼酎も飲んだ。じゃがいもの味はよくわからなかった。というより薄すぎて味がわかんなかった。やや甘かったけど。じゃがバターと一緒に食べたら美味しかった。お会計6000円。ちょい食べすぎた。

ホテルに帰りまたお風呂に入り、上がってから飲もうと思ってたのに結局寝てしまう。これもいつものこと。

翌朝荷物を減らすために、飲み損ねたサッポロクラシック富良野ビンテージをのむ。ここ富良野ちゃうけどと思いながら、、お風呂上がりのピルクルをビールにちょっといれてみたら案外美味しく、マッコリのビール割りみたいな味がした。新たな発見。

チェックアウトしてから少し時間があったので、バスターミナル近くのかまぼこ屋さんへ。店というかほぼ工場。感じのいいおばちゃんたちがたくさん。行者天、かぼちゃ天、ホタテ天を購入。地元の人は丸天をよく買うらしい。まだ食べていないので味はわからず。

店を出てからしばらくバスターミナルに向かい歩いてたらおばちゃんが、お客さーん、お客さーんと追いかけてくる。何事かと思いきや、これ忘れてない?と携帯を持ってきてくれた。ただし私のではない。違いますーと答えたら、あ、そっかぁじゃあ警察に届けてくるわ、と。すごい優しいなぁ、、

バスに乗り、女満別空港へ。

f:id:hitoritabitan:20211108225928j:plainf:id:hitoritabitan:20211108225948j:plainピリカというレストラン(ピリカは、アイヌ語で美しいの意味)でスパイシーカレーラーメンと、ミニいくらカニ丼とソラチというビールを。

よく食べて楽しい旅の締めくくりだった。

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お土産たち。知床トコさんがかわいい。

とにかく知床五湖が良かった。1日じゃ少ない。もっと時間をとっていきたい。次は流氷の時期に3泊で絶対に行こうと思った。

11月の網走知床日記⑤

オシンコシンの滝をとおり(コースにはなかったけどガイドさんが寄ってくれた)

f:id:hitoritabitan:20211108220349j:plainいよいよ知床五湖へ。ちなみにオシンコシンとは、二つに分かれているなんとかというアイヌ語らしい。なんとかは忘れた、、。毎度思うけど、あの短い単語にすごい長い意味が含まれているアイヌ語ってすごい。オシンコシンの滝は知床八景の一つ。オシンコシン湯の滝という温泉が出る滝も別にある。

そしていよいよ知床五湖へ。知床国立公園に入ってからがもう綺麗で綺麗で、、感激しっぱなし。そして、国立公園に入ってから、崖に、熊の親子を発見!ガイドさんが、あそこにいますあそこです!というのになかなか見つけられず、やっと見つけられた。中には車を降りて撮影している人もいた。ガイドさんによるとこれはダメな行為らしい。そして車が停滞しており、これを知床の人はクマ渋滞というとか。

到着し、レクチャーを受けいよいよ五湖へ。大ループは工事中で、小ループのみを歩いた。

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熊の爪痕。熊は前足がすごく発達してて、前爪を引っ掛けて木に登るとか。木登りがすごい上手。


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漆の赤ちゃん。触ったらかぶれる。

f:id:hitoritabitan:20211108221739j:plainトドマツの赤ちゃん。かわいい。

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水芭蕉の赤ちゃん。ねぎみたい。このあたりはベビーがたくさん。

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一湖についた。

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二湖に行く途中にオスのエゾシカに遭遇。すごい大きくて立派な角。この角は一年で生え変わるらしい。

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二湖についた。真ん中の花は水仙(っていってたような)。開拓者が観賞用に植えたらしい。知床五湖は、川にも海にも繋がっていない。活火山の噴火により地下水が沸いてできた湖らしい。ここにいる魚も、開拓者が持ち込んだもの。ニジマスニシキゴイやフナがもちこまれたけど、ニジマスニシキゴイは死んで、今はフナだけ。フナは適応能力が高い。初めは6世帯が開拓のためにすんでたとか。

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本当に綺麗。

ガイドさんのおかげでいろんなことが聞けて、知床五湖を何倍も楽しめた。物知りでわかりやすく説明してくれる、とても良いガイドさんだった。

大満足の知床五湖に別れを告げて帰路へ。

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道の駅シリエトクで、知床産銀シャケとイクラ丼を食べた。コケモモソフトも食べた。イクラはもっとプチプチあっさりしたものの方が好みだけどここのはトロッと系だった。ホテルのいくらもそうだった。それが本物なのかな?お味噌汁はもずくが入ってた。

雨が強くなってきた。知床斜里駅に向かい、そこから網走へ。今度はルパン列車。モンキーパンチ先生は道東の生まれ。

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知床斜里駅は何にもない。本当に何もない。時間を潰すのが大変。無駄にセコマに行く。


11月の網走知床記録④

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翌日はメインイベント、知床五湖へ。天気はあいにくの曇り。やや雨もぱらつく。が、気にしない。車がないためガイド付きツアーを申し込んでいた。車がないから送迎目的で、だったのだがこれが大大大正解となる。

8時30分にお迎え。本日のツアー、なんと参加者は自分1人だった。閑散期だからかな、ラッキー。まずはサケのウォッチング。シロサケやらカラフトサケやらみられた。シロサケは海から川に戻ってくる間に免疫が落ちて表面にカビが生えて白く見えるとか。そして川をよく見ると、端に死んだサケがたくさんいた。産卵を終えたメスらしい。命ってすごいなと実感。空を見上げると、オオワシオジロワシが。f:id:hitoritabitan:20211108214129j:plainf:id:hitoritabitan:20211108214156j:plainf:id:hitoritabitan:20211108214232j:plain

オジロワシオオワシも天然記念物。オオワシは今の時期だけ知床で見れるみたい。越冬のためロシアから飛んでくるとか。すごいなあ。羽を広げると2メートル近くある。顔がかっこいい。

死んだサケの皮を棒で突いたがすごく硬い、全く刺さらない。これも産卵後死んだメスの特徴。アイヌの人はこれを利用して、服や靴を作るらしい。

死んだサケを食べる動物はたくさんいる。ワシがつついて皮を破り中から柔らかい身が出てくると、それをカワガラス(カラスというがスズメの仲間らしい)が食べる。熊は、頭と内臓を中心に食べる。一番栄養素が高いから。どの部分が残っているかでどの動物が食べたかがわかるらしい。

サケがいるから、森の生き物が海の恵みを享受できる。サケがいなければ、知床は世界自然遺産に認定されていなかったと思うとガイドさんは言っていた。サケに敬意を払いたい。

川から車に戻る途中で熊の糞を見つけた。ガイドさんによると2.3週間前のうんちらしい。棒で突いてみたらなかなか柔らかい。どんぐりを食べた形跡を見つけられた。こんな場所まで熊がやってくるんだ。熊は時速50キロで走るらしい。そしてものすごい距離を歩くらしい。

熊には、人間は怖いものだと教えなければいけないらしい。食べ物をあげたり、人になれたりすると、熊が街にやってくる。そして射殺されてしまう。知床の人はまだ慣れているけど、熊はとにかくよく歩くから、エサを求めて平気で知床の外に出てしまうみたい。そうすると、熊に慣れていない街の人たちはパニック。結局熊が殺されてしまう。ヒグマを守るために、人は怖いものだと教えることが大事だとガイドさんは言っていた。